ターボスコーピオンが完成したので、Jun太とラジコンを走らせる約束をしたものの、リアホイールが手に入らない。
仕方ないので純正を下ろす覚悟を決めた矢先、店舗での在庫が復活してなんとか購入に成功。
純正の白ではなく、フロントは黒、リアはちょっと高いメッキバージョンになってしまったけれど、背に腹は代えられない。

そして、近所の公園で初走行を迎えることに。

2台並べて記念撮影の後、意気揚々と送信機を握りしめて走らせてみたものの、どうにも想像していた動きと勝手が違う。
場所が芝生というのも影響しているのか、とにかく思い通りに走らせることが出来ない。
直進中にちょっと舵を当てただけで曲がり過ぎてしまい、補正しようとして今度は反対側へ飛びだし、と蛇行を繰り返してタコ踊り状態に。

コントローラのスピードコントロールレバーは、引けばアクセルで押せばブレーキが掛けられるが、減速が足りず突っ込み過ぎてアンダーを出したり、減速し過ぎて止まりそうになってしまったりで、挙動がギクシャクして滑らかに走らせられない。
脳内のシミュレーションでは、曲がる手前で軽くブレーキをかけて減速、フロントに荷重を乗せて旋回力を高めながらハーフスロットルを保ち、直進するタイミングで全開なのだけれど。
30km/h程のスピードで走行させていると、そんなことを考えながら悠長に操作している余裕も無く。こういう一連の流れを、無意識のうちにこなせるくらいにならないと駄目なのだろう。

そんな訳で、初走行は立ち木に激突したり、路面の穴にタイヤを引っ掛けて横転したりと車体を酷使することになりながらも、爽快感があって楽しめたのは確か。もう少し思い通りに走らせることが出来たら、もっと楽しいんだろうと期待させてくれる程に。

それにしても、ラジコンバギーの操縦が、こんなに難しい物だとは。
ただ、簡単に操れてしまえば、それはそれですぐに飽きてしまうだろうから、これくらい難しい方が趣味としては良いかもしれない。

そういえば、ターボスコーピオンには高い金を払ってブラシレスモーターを搭載したのに、一緒に走っていてホーネットEVOに全然追いつけず。不思議に思いJun太に聞いたところ、モーターはタミヤのスポーツチューンに交換済とのこと。
計算だと、スポーツチューンなら32km/hくらい出る筈なので、さもありなん。

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