DT-03が組み上がったので、と言ってもボディは未完成のためシャーシだけを抱え、いざ空き地へ。

早速走らせてみると、動きに妙な違和感がある。
ちょっと向きを変える度にフラフラして、どうにも真っすぐ走らせることができない。

DT-03がいくら安いとは言え、こんなにまともに走らないものなのだろうか、などと疑問に思う間もなく車体の進路が逸れ、空き地の端に埋めてあるブロックに激突。バンパーとシャーシが早々に傷物になってしまった...

傷の具合を確認しつつ、ステアリングを動かしてみると、送信機のハンドル操作と前輪の舵の向きが逆になっていた。これでは、まともに操作できる筈もない。
DT-03はサーボを逆さまに搭載するので、送信機側でリバース設定をしなければいけなかったというオチで、ちゃんと説明書に記載があったのに、あまりにも初歩的なミスをしてしまった。

リバース設定により、動きの違和感が解消したので走行再開。
パイロンを二つ置いて、その回りを八の字走行する練習に取り組んでみたけれど、大回りしすぎたり、近づきすぎてパイロンにぶつかったりと、進路が全く安定しない。
綺麗な八の字を描けるようになるまでの道のりは、果てしなく遠そうである。

そんな感じで数分悪戦苦闘していると、異音と共に車体が前に進まなくなってしまった。
今度は何事かと見てみると、ギアボックスに固定されている筈のモーターがぐらぐら。ギアボックス内の取り付けネジが外れて、ピニオンギアがスパーギアと噛み合わなくなり、空回りしてしまっている模様。
組み立ての際、ほとんどのビスを六角ネジに替えたのに、モーターを固定するネジは長さが合わず、付属のプラスネジをそのまま使用していたが、ネジ山をナメるのが怖くて、締め付けが甘かったようだ。

他にも、サーボセイバーを止めているネジも外れ、紛失してしまっていた。ここもプラスネジ。

プラスチックに締め付けているネジなら、多少緩んでもすぐには外れないのだが、金属同士で締め付ける場所はねじ止め剤を使った方が良さそうだ。

帰宅してから、気になってターボスコーピオンを確認してみると、こちらは金属部品が多用されているだけに、あちこちのネジが緩んでいた。
金属部品は堅牢で見栄えも良いのだけれど、ラジコン的にはプラスチックを上手く活用する方が好ましいのかもしれない。

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